近年、災害等が多発しており市町村でも条例が年々厳しくなっている状況です。
不動産についてはどうでしょうか?
がけ条例に該当するものは簡単に説明すると
地面との高低差が2m以上あればだいたい該当してきます。
これに該当すると2m×高低差(m)を敷地から離して建築しなくてはいけない
勾配を30℃にして建築するなどの方法で建築が可能になります。
他にもありますが今回は割愛します。
では、お客様と業者(不動産・建築会社)での反応はどうでしょうか?
★がけ上の場合
■お客様
1.眺望が良くていいなぁ
2.建物を遮るものがないから角地を買ったのと同じ感じがする
3.がけ条例って何?
4.なんでこんなに安いの?
土地情報や実際の現地を見た際に感じる事はこのぐらいでしょうか?
他にも道路付けや近隣状況もあると思います。
■業者
1.擁壁やり替えするので価格を安くしないと売れない
2.販売が長期化するからあまり担当したくない
3.行政の言われるままに悪い部分だけをお客様に説明する
4.どうやったら建築できるか知らない
まぁこんなところでしょうか。。。まだあると思いますが。。。
がけ条例物件はかなりマイナスなイメージを持たれているお客様も業者も多いのは確かでしょう
しかし、なぜそういうイメージを持っているかというと
業者から聞いた話を鵜呑みにしていたり、ネット検索で悪い部分だけインプットしているからです。
確かに物件の状態や擁壁の状態によって建築できるできないの判断はありますが
建築できるのに、がけ条例というだけで「擁壁工事にかなり費用かかりますね」
とだけ伝えている不動産営業や建築営業が多いのも確かです。
それではお客様が不安になるだけで購入しないという方向にしかならず
こういう物件はダメなんだという印象しか与えないでしょう。。。
でも、見方を変えたらどうでしょう?
本当に擁壁のやり替えが必要なのか
地盤調査結果はどうなのか
建築士の判断はどうなのか
擁壁や法面の状態はどうなのか
安全性はどうなのか
そこまで調査して建築できないねという判断なら仕方ないと思います。
やりようによっては全然建築できるケースもあります。
それを考えるのが業者の仕事だと思いますので
建築で悩んでいる方は是非ご相談ください!!
適切なアドバイスができるようご対応致します!!
本日も1日ありがとうございました。