不動産トラブルの中には様々な要因で裁判になる事があります。
実際の判例から見てみましょう
マンションを購入して、居住していると体調不良になり病院に行くとダニアレルギーと診断され通院することになり、その原因を調査すると購入マンションの床下や浴室天井に野鳥の死骸が大量に見つかった。これを瑕疵として購入者が前所有者に損害賠償請求をしたという事例です。
結果どうなったかというと
買主の主張が認められ471万円請求したうちの191万円は瑕疵という理由で請求が認められおります。売主もそれなりに主張しましたが上記金額で決着がついたということですね。
この判例を見ると気づけないケースの方が多いのではないかと思ってます。
屋根裏、床下は通常破壊行為等をしなければ見えない部分でもあります。
現不動産売買ではそこまでは義務となっておりません。
ましてやマンションなんて戸建てと違ってそんなこと起こるはずがないと誰もが思いますよね。
これは大きなトラブルです。
でも不動産業者は出来ることはなかったのでしょうか?
いくらマンションといえど床下は無理でも点検口ぐらいは確認するはずではないでしょうか?
この判例をみてインスペクション(建物調査)はやはり必要だなと実感した次第です。
弊社では希望があればインスペクションを実施致します。
取引でのトラブル回避にも役に立ちますので
是非ご利用ください!!
本日も1日ありがとうございました。