売れない物件売る為にどうするか②

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前回のブログでこんな記事を上げました。

結果、ご提案後に売却金額の再提示・販売計画書のリスケ後に1ヶ月で成約。

今回は査定額より少し高い金額での成約となりました。

※売主様との会話を一部抜粋(売主様にはブログに記載する事を了承済み)

売主様「他に任せた不動産屋さんは頼んだけど報告も連絡もなかったよ」

私「そりゃ一般媒介ですからそうだと思いますよ。自分も正直、一般媒介は連絡しない方です。」

「今回は専任物件の時期が長期でしたので一般媒介になろうが売れるまで責任をもってやるつもりでした。」

売主様「実際に提案してもらった計画でスムーズに進んだからあんたに任せてよかったわ」

「他に目移りしてゴメンね。連絡とかもマメやし、途中経過も教えてくれたから、また次の不動産もあるから頼むね」

私「ありがとうございます。お役に立てて何よりです。次も少しでも高く売却できるように頑張ります」

こんなやり取りをしましたが、結局は売却した担当がお客様にとっては優秀な営業マンであるという事

どんなにいい事を言って媒介を取ったり、高額査定で媒介を取ったとしても、その人にとって役に立つ不動産でなければ意味がないという事

弊社では「人の役に立つためにプロである」というミッションを掲げており、「利益」よりも「信頼」を重点をおいているので、1つでも多くお客様のお役にたてることを考えて日々、業務に邁進しております。これからもこの理念は変わらず愚直に取り組んでいくつもりです。

さて、前回の「不動産はどんな形であれ必ず売れる」ですが

昨今の不動産売買ではインターネットで容易に検索ができ、自分で場所を確認し、不動産屋に連絡して室内を最終確認したり、現地土地の状況を詳しく教えてもらって購入するかどうか検討するのが一般的だと思います。昔の情報が流通していない時代と比較するとかなり変化していると思います。

不動産屋の売却をする手法としてはホームページやポータルサイト、SNS、折込チラシ、現地看板等、他にもありますが

なかには、ずーと掲載されている物件を見たことがありませんか?

売れない理由は何でしょうか?ここでは大きく3つ分けてみました。

1.価格が高い物件

2.再建築ができない物件

3.条例にかかり難しい物件

まぁこんなところでしょうか

1は簡単です。適正価格にして再募集する。

2は再建築できない理由にもいろいろありますが、価格で調整するのか、再建築できるようにするかどちらかになります。

3建築基準法上や開発審査等の問題等になりますが、詳しい人に聞かないと仲介会社の営業マンはほとんど無知と思ってもらっていいと思います。そういう難しい物件は取り扱わないという業者もあるぐらいですから。

ここで「不動産はどんな形であれ必ず売れる」といった前職の上司の話に戻りますが

通常の営業中にこんな会話をしました。

上司「自分の家の隣の土地がタダなら買う?」

私「そりゃ、もちろん買いますよ!パター練習場にします(笑)」

上司「そうだよね。物を売る原理原則ってそこにあると思わない?」

「高ければ買わない。安ければ買う。適正と思えば考えて買う。不動産だけじゃなくて何を買うにしてもそうじゃない?」

私「確かに値段とかは見ますけど、自分に必要か必要じゃないかで変わるんじゃないですか?」

上司「そう!それもあるけどその選択ができるのは一部のお金に余裕がある人だと思うんだよね」

「要は価格が安いか適正で何の問題もない不動産なら絶対に売れるよね!」

私「全部が全部じゃないと思いますけど、それだと売りやすいと思いますね。」

上司「そうだよね!じゃあ行ってくるわ!」

と言って外出していきました。

その後、何をしてきたかというと売却の反響があって訪問していたそうで

5社以上に仲介を任せて3年以上売れていない不動産の相談だったそうです。

その上司は様々な手法を使って売れなかった不動産を1ヶ月で成約してきました。

売主様との契約に同行する機会をもらい、売主様とあった際の喜ぶ姿が今でも忘れられません。

様々な手法を後で教えてもらった時、売主様のあの喜ぶ姿を見た時

あの時私は営業7年目ぐらいでしたが、人生ではじめてこの人みたいになりたいと思える人でした。

そのイズムが弊社の理念にも入っております。

不動産は1軒隣になるだけで違う物件になります。

1件でも多くの方の役に立てるよう

売却に困っている方の一番寄り添える・役に立つ不動産エージェントとして

これからも努めていきたいと思います。

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